不用品 回収の問題の修正
あるときわたしは五冊組みのアルバムを買った。
自宅の本棚にぴったり収まるタイプで、しかも箱や袋などにためこんでいた写真を全部収納できるので便利だった。
整理しながら、わたしはあることに気づいてショックを受けた。
過去まる十年ものあいだ、たったの一枚も写真を撮っていなかったのだ。
そして、写真を撮るのをやめたのは、前のボーイフレンドがプレゼントしてくれたカメラが壊れて以後と納得した。
生活整理をするなら徹底してやり遂げるというわたしの方針上、当然カメラも修理しなくてはならない。
そこでわたしはようやく重い腰をあげてカメラを修理することにした。
ところが、カメラ店で驚いたことに、カメラは壊れておらず、電池が切れていただけだった。
壊れたのはカメラを贈ってくれた彼との仲だったというわけだ。
合点がいったわたしは、ふたたび気分よく写真を撮れるようになった。
本がガラクタの部類に入るとは考えにくいものだ。
しかし、本たちは、あなたの空間を占拠するほどのさばる。
本について聞かれる代表的な質問が三つある。
つまり、本は捨ててもいいものか?とっておく本を選ぶ基準は?家のなかのどこにどのように並べるか?あなたの人生の養分になるかぎり、本をすっかり手放してしまったほうがいい理由などどこにもない。
一方、本は一度手に入れたら一生ものだとも思わなくていい。
あまりにも多くの本を抱えていたり、もっている意味がまったくない本があればオサラバすることだ。
その他のガラクタとおなじで、一度に一冊の要領ですべての本を点検し、いまの自分にふさわしい本を選定する。
そうでない本は寄贈するか売る。
あるいは、あなたが納得できるかたちで他人に譲る。
わたしは本を買わずにおいた時期があった。
自宅に収納スペースが少しもなかったからだ。
その後、自宅を改装したとき、わたしは本を豊富に収納できそうな棚のたくさんあるしゃれたウォーネットを買った。
ただし、わたしの蔵書は鑑賞するような美的なものではないので、棚には曇りガラスのドアをつけた。
世のなかには蔵書を自慢の種にする人がいる。
そういう人がもっている本は部屋に美しい趣と知性を与える。
本のおかげで会話が弾んだりもする。
あなたの蔵書がこれにあてはまるようなら、部屋の模様替えをするときは本の収納をメインにしたデザインを考えることだ。
整理の対象が、ビデオテープ、カセットテープ、あるいはCDの場合でも同様。
一度にひとつ方式で選定し、収納デザインを描き、もうもっていたくない、あるいはいらないというモノの選定にはたっぷり頭を使うこと。
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